アルジルリンとは?

アルジルリンとはなんぞや!

調べてまとめてみました。

アルジルリンはスペインの会社によって開発されたそうです。
「表情ジワ」に効果的で、表情筋の緊張を緩和し、表情ジワを改善する働きがあると言われています。


アルジルリンにはボトックスのように筋肉の動きの元である神経伝達物質の放出を抑制する効果があり、目じりの笑いジワ・眉間のしわ・額の横ジワ等「表情ジワ」の原因となる「表情筋の動き・緊張」を緩和することで、表情ジワの改善を図るといいます。

塗るボトックスといわれているアルジルリンの効果は個人差、化粧品の内容によりますが、早い方は2週間ほど、多くの方は30日前後で効果を感じ始めるようです。
アルジルリンの持続性に関する統計はありませんが、毎日使い続けることで効果を維持できます。 

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科学の話

アルジルリンとはアセチルヘキサペプチド-3というアミノ酸の一種。
加齢による、コラーゲンの変質や肌の弾力性の低下に作用し過度の筋肉収縮を抑えて、シワ・タルミに働きかけます。

6個のアミノ酸が結合した物質。
表情ジワは、繰り返される表情変化によっておこるシワのことで目元、口元、額、眉間などに良く見られます。それは、内側へ皮膚を引っ張る筋肉の緊張によっておこり神経伝達物質の過剰な分泌が影響していると考えられています。

そのペプチドとは
三大栄養素の1つであり、生体の維持に欠かせないタンパク質は、アミノ酸からできており、タンパク質が体内に入ると、分解されてアミノ酸に戻ります。
肌のためによかれとコラーゲンを食べても、肌のコラーゲンが増えないのは、タンパク質のコラーゲンが腸内でアミノ酸に分解されてしまうからです。

ペプチドには内因性と外因性があり、アセルヘキサペプチド-3(アルジルリン)は外因性であり、機能性ペプチドである。

以下長文になりますが、資料より抜粋したので興味あれば。。

① 血圧降下ペプチド
植物性や動物性など、いろいろなタンパク質を起源とする血圧調整作用のあるペプチドが発見されおり、医薬品や特定保健食品(トクホ)に利用されています。
② 抗酸化ペプチド
大豆タンパク質、牛乳ホエータンパク質、魚皮ゼラチンなどが分解されることによって、活性酸素を除去する抗酸化ペプチドがつくられ、食品や化粧品に利用されています。
③ コレステロール代謝改善ペプチド
コレステロールの代謝を改善するタンパク質の研究は100年以上も前から行われ、牛乳はペプチドにもその作用が認められたことから、そのほか大豆由来、卵白由来、豚肉・牛肉由来のペプチドにも、コレステロールの代謝を改善する作用があることがわかりました。
④ ミネラル結合ペプチド
日本人に不足しがちなミネラルであるカルシウムと鉄を補給する機能性ペプチドが、サプリメントや乳製品に利用されています。
⑤ 抗菌性ペプチド
抗生物質が効かなくなる耐性菌が増加する中で、食品タンパク質の酵素分解から生成した抗菌ペプチドが注目されています。
⑥ 免疫調節ペプチド
食生活やストレスなどの影響で低下してしまう免疫機能を高める目的で、乳タンパク質や鶏卵タンパク質由来の免疫調節ペプチドが、食品や医薬品に利用されています。
⑦ 神経調節ペプチド
神経系に作用して鎮静作用を示すオピオイドペプチド以外にも、食品タンパク質の酵素分解によってできる、抗不安作用や摂食抑制作用などをもつ神経調節ペプチドが、機能性食品や医薬品に利用されています。
⑧ 甘味・苦味ペプチド
砂糖の約200倍甘い人工甘味料アステルパームをはじめとして、苦味を利用するもの、塩味、酸味、旨味を利用するものなど、嗜好性を高める目的のペプチドも多種あります。
⑨ アレルギー低減ペプチド
食物アレルギーを起こすアレルゲンの多くは食物中に含まれるタンパク質であることから、タンパク質を分解してアレルギーの原因となるアミノ酸配列を分断し、ペプチドの状態にする技術が、乳児用のミルクなどに利用されています。


科学好きにはたまらん内容ですね。
ヒアルロン酸やロイファシルも配合しているので、他のエキス成分も科学的勉強するととても楽しいです。

赤い成分はアスタキサンチンなのですが、そちらすごい抗酸化力を持つ成分なので、
シワにもしみにも有効ということです😆




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