ティーツリーラベンダーのエビデンスその2

前回の記事はエビデンスというか、記事という感じでしたので、さらにエビデンスとして見やすい記事を添付します。


オンラインで無料で読めるものです。

そのうち有料の論文も少しづつアップしていきたいと思います。

以外すべて引用です。少し分かりやすくアレンジしてまとめてあります。


アロマオイル(精油、エッセンシャルオイル)に制菌効果があることは紀元前より知られています。古代エジプトをはじめ多くの国々で、アロマオイルのルーツとなる植物香料が防腐剤や感染症対策に利用されてきました。最近では、室内空間噴霧用のアロマオイルディフューザーが多種類市販されており、「香り」を心身の健康に利用することが手軽になってきています。そこで、行われた実験が制菌効果があるといわれているティーツリーやラベンダーなどの効果を計ります。
ハロー(阻止円)試験という以下の写真のような実験です。
緒 言
 アロマ(aroma)とはギリシャ語でスパイス(香辛料)や香りを意味する言葉であり,アロマオイル(aroma oil)とは精油(エッセンシャルオイル,essential oil)をアルコールやキャリアオイルなどで希釈したオイルのことである.また,精油は同じ植物から採れる植物油とは違い,揮発性が高く,非水溶性である.植物の花,葉,種子,幹,果皮,樹皮などいろいろな部分から抽出された100%天然の精油を疾病の治療や予防に用いる植物療法の1種が,アロマセラピー(aromatherapy)である(川端,1999;川端,吉井,田水,2000).現在,アロマセラピーは,民間療法や補完代替医療として利用されている(川端,吉井,田水,2000;米田,下山,小原,樋口,角濱,藤井,2002;山本,松尾,濱田,2005).使用方法として,原液のまま香り成分を空中に芳香させたり,吸入したり,植物油やアルコールで希釈し皮膚に塗布したり,マッサージの際にも精油が利用されているときも多い(川端,吉井,田水,2000;岩本,有田,小田村ほか,2002;鈴木,大久保,2008).

 フランス人科学者ルネ・モーリス・ガットフォセは実験中に誤ってやけどをし,あまりの熱さに,とっさに近くにあったラベンダーの精油の中にやけどした手を浸した.その後,そのやけどの傷は化膿することもなくきれいに治ったため,ガットフォセは
ラベンダーをはじめとした精油を研究し始めたと言われている(ガットフォセ,2006).このエピソードにあるように,精油のなかには抗菌効果・抗ウイルス効果などがあるものが存在するとも言われている(ガットフォセ,2006).
 この精油の抗菌効果については過去1世紀以上にわたって調べられてきている(プライス,プライス,2004).チャンバーランドによるシナモン油などに関する1887年の実験やコッホによる炭疽菌に対する1881年の実験が最初ではないかと言われている(プライス,プライス,2004).それ以来,天然精油の抗
菌作用が調べられはじめてきたが,精油の抗菌効果に関する研究は1980年代までは決して多くない.
1990年代からはいくつか見られるようになったが,それぞれの研究は,研究目的が異なっていたり,異なる実験手法を使ったりしているものも多かった(リードル,1997;Carson, Hammer, Riley,2006;山本,長沢,太田,小林,2006).そのため,確立さ
れた統一的な実験手法もないため,それら研究の直接的な比較が難しい状況のまま抗菌効果があると一般的に言われているのが現状である(Carson,Hammer, Riley,2006).
 そこで,このような現状を改善すべく,我々は精油には本当に抗菌効果があるのか,もしあるのならば,どの程度の抗菌効果なのかということを確認することにした.本研究はその第一段階として,精油の抗菌効果について細菌学的手法を用いて解析したので,報告したい.

方 法

1.使用した精油やキャリアオイル
 本研究においては純度100%の精油を用いて研究を進めた.実験に使う精油は,皮膚など人体に常在している細菌に対し抗菌効果があると一般的に言われており,知名度も高い上,比較的安価で,一般消費者でも手に入りやすいものとして以下の5種類を選んだ.

①フトモモ科メラルーカ属(Melaleuca)の常緑植物ティートリーMelaleuca alternifoliaより得られた精油ティートリー(ハ-ベストシーズン社),

②シソ科の背丈の低い常緑樹の1属であるラベンダー
属Lavandulaより得られた精油ラベンダー(ハーベストシーズン社),

③地中海沿岸地方原産で,シソ科に属する常緑性低木ローズマリー Rosmarinus officinalisより得られた精油ローズマリー(パシフィックプロダクツ社),

④レモンCitrus limonum(パシフィックプロダクツ社)を使用した.
また,精油の効果の負の対照実験として,

キャリアオイルであるホホバオイルSimmondsia chinensis(Neumond, Simmondsia chinensis)を使用した.

2.対象細菌
 対象細菌としてはヒトに常在し,健常者に対し病原性が低く,一般に知られている以下の3種類を選んだ.今後の口腔ケアやスキンケア技術の開発を念頭に置き,

「大腸菌(Escherichia coli, JM109,シグマ-アルドリッチ社)」,

「表皮ブドウ球菌Staphylococcus epidermidis」,

「黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureus」

の3種とした.ただし,表皮ブドウ球菌および黄色ブドウ球菌に関しては,健常者の表皮より卵黄加マンニット食塩寒天培地という専用寒天培地(アテクト社)を利用し単離した細菌を研究室で継代保存し,使用した.細菌の採取に際し,実験の趣旨および内容を口頭および文書で説明し,同意を得られた健常
者から採取した.
また,それぞれの細菌に対し,大腸菌には標準寒天培地(アテクト社)を,表皮ブドウ球菌および黄色ブドウ球菌には両ブドウ球菌専用の卵黄加マンニット食塩寒天培地という専用寒天培地(アテクト社)を使用した.

3.実験方法
 抗菌効果の検討方法としては,細菌学でよく用いられている「阻止円」を形成させる方法でおこなっ各種細菌を専用寒天培地上に一面にまいた後,その上に精油20μl ずつ染みこませた円形(直径8mm)のろ紙をのせることでおこなった(図1).この際,阻止円形成とその大きさの比較対照実験としてカナマイシン(KM)とアンピシリン(ABPC)の
染み込んだろ紙を使用した(図1,図2).阻止円の形成は,細菌を一面にまいた後,精油を染み込ませたろ紙を乗せた寒天培地を37℃で18時間培養することでおこなった.抗菌効果の測定としては,阻止円の直径からろ紙の大きさを引いたものを算出および比較した(図2).対象細菌と対象精油の組み合わせごとに3回ずつの実験をおこなった.実験の都合上,3回の実験を同一日時でできなかった場合もあった.

その場合でも,細菌の培養などは液体培地の場合も寒天培地の場合もすべて恒温器内で培養しているため,実験条件はすべて同じであると考えられる.また,本実験では,すべて恒温器を利用しているため,
室内温度(20℃)や室内湿度等の影響はないと考えられる.
図2:カナマイシン(KM)の大腸菌に対する阻止円


結 果

1.各種精油における抗菌効果の検討(大腸菌の場合)
精油には多くの種類が存在し,それぞれにおいて効果が異なると考えられる.そこで我々は大腸菌を用いて各種精油における抗菌効果の検討をおこなった(表1,図3,図4,図5).その結果,ティートリーのみが大腸菌に対して抗菌効果を示すことが明らかとなった.

2.各種精油における抗菌効果の検討(表皮ブドウ球菌の場合)
 精油の細菌種に対する抗菌効果の違いを検討する必要性から,次に表皮ブドウ球菌について検討をおこなった(表2).その結果,ティートリーは表皮ブドウ球菌に対しても抗菌効果があることがわかった
(表2,図6).さらに,表皮ブドウ球菌に対してはラベンダーも抗菌効果をもつことが明らかとなった(表2,図7).表皮ブドウ球菌の場合,ティートリーもラベンダーも同じ大きさの阻止円を形成したことから,ティートリーとラベンダーは表皮ブドウ球菌に対して同程度の抗菌効果を示すことがわかった.

3.各種精油における抗菌効果の検討(黄色ブドウ球菌の場合)
 次にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)とも関連する黄色ブドウ球菌についても①や②の場合と同様に精油の抗菌効果の検討をおこなった(表3).

黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果は,表皮ブドウ球菌の場合と比べてかなり弱いながらも,ティートリーとラベンダーの2種類にみられることがわかった

(表3,図8矢印,図9矢印).今回の黄色ブドウ球菌に対しては,抗生物質の阻止円が,大腸菌などの実験の際の抗生物質の阻止円と比べて小さかった.
精油の阻止円の大きさは小さかったが,抗生物質の阻止円の大きさと比較してティートリーとラベンダーはともに同程度の抗菌効果を示すという結果が得えらた

アロマオイル50マイクロリットルを抗生物質検定用ペーパーディスクに吸収・固着させ、一定濃度に調整した細菌懸濁液とカビ懸濁液をそれぞれ均一に塗抹した寒天平板培地の中央に置いて培養しました。培養後に、ペーパーディスクの周囲に形成された実験の際の抗生物質の阻止円と比べて小さかった.
精油の阻止円の大きさは小さかったが,抗生物質の阻止円の大きさと比較してティートリーとラベンダーはともに同程度の抗菌効果を示すという結果が得られた.


考 察
1.ティートリーの抗菌効果
 本研究の目的は,精油には本当に抗菌効果があるのか,もしあるならば,どの程度の抗菌効果なのかということを明らかにすることであった.我々は,本研究においてティートリー,ラベンダー,ローズマリー,レモンという精油やホホバオイルについて抗菌効果を検討した(表1,表2,表3).残念ながら,ラベンダー,ローズマリー,レモンおよびホホバオイルのいずれについても大腸菌に対しては有意な抗菌効果を示さなかった.それに対し,表1や図3-図5の結果からもわかるように,本研究で検討した数種類の精油の中でティートリーだけが,大腸菌に対し明らかな抗菌効果を示した.このティートリーの抗菌効果は,結果の②の項にもあるように,
大腸菌だけではなく,表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌という大腸菌以外の細菌に対しても得られた(表2,図6,図8).ただし,ティートリーの黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果は表皮ブドウ球菌に対するティートリーの抗菌効果と比べると,決して大阻止円
表1:各種精油における抗菌効果の検討(大腸菌の場合) 単位:mm
KM ABPC ラベンダー ホホバオイル ティートリー ローズマリー レモン
阻止円の大きさ 27±1 26±1 検出できず 検出できず 19±1 検出できず 検出できず
抗 菌 効 果 ++ ++ - - + - -
阻止円の大きさの数値は,それぞれ3回の実験の平均とその標準偏差を示している.
抗菌効果:抗生物質(KM,ABPC)を染み込ませたろ紙で得られた阻止円の大きさを最も高い抗菌効果の基準として用い,
それとの相対比較で抗菌効果を示している.
-:抗菌効果なし +:抗菌効果あり ++:高い抗菌効果あり
表2:表皮ブドウ球菌に対する抗菌効果の検討 単位:mm
KM ABPC ラベンダー ホホバオイル ティートリー ローズマリー レモン
阻止円の大きさ 19±2 21±2 15±1 検出できず 14±1 検出できず 検出できず
抗 菌 効 果 ++ ++ + - + - -
阻止円の大きさの数値は,それぞれ3回の実験の平均とその標準偏差を示している.
抗菌効果:抗生物質(KM,ABPC)を染み込ませたろ紙で得られた阻止円の大きさを最も高い抗菌効果の基準として用い,それとの相対比較で抗菌効果を示している.
-:抗菌効果なし +:抗菌効果あり ++:高い抗菌効果あり 
大きいものではなかった.
この結果は,近縁の細菌種間においてもその抗菌効果が大きく異なることを示しており,興味深い.
これらの結果より,今回解析した精油の中でティートリーは少なくとも大腸菌と表皮ブドウ球菌という2種類の細菌に対し抗菌効果をもつことが明白となった.さらに,すべての精油が必ずしも抗菌効果をもっているわけではないこと,またたとえ抗菌効果をもつ精油であっても,細菌の種類によってはその抗菌効果が異なることも明らかとなった(表1,
表2,表3).このことから,本研究の目的の一つである「精油のなかには抗菌効果をもつものが本当に存在するのか」という問題に対し明確な答えを示すことができたと思われる.
 今後は,さらに多くの種類の細菌に対するティートリーの抗菌効果を調べていくことも重要であると考えている.もしティートリーがより多くの種類の細菌に対し抗菌効果を示すということがわかれば,ティートリーの有効活用がさらに広がるのではないだろうか.
2.ラベンダーの抗菌効果
 ラベンダーは,本研究で使用した精油の中でティートリー以外に抗菌効果をもつもう一つの精油として見つかった.大腸菌を用いた最初の抗菌効果スクリーニングの際には,ラベンダーは抗菌効果を示すことはなかったが,表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌を用いた抗菌効果スクリーニングにおいては抗菌効果を示したのである(表1,表2,図4,図7,図9).ただし,黄色ブドウ球菌に対して,ラベンダーは有意な抗菌効果を示しているとはいえないだろう.すなわち,ラベンダーにおいても,近縁細菌種間で抗菌効果の違いがあることを示している.
 今後は,ラベンダーについてもさらに多くの種類の細菌に対しての抗菌効果を調べていくことが重要であろう.ティートリーと同じように,ラベンダーがさらにほかの種類の細菌に対し抗菌効果を示すと
いうことがわかれば,ラベンダーの有効活用も大いに期待できるからである.
3.精油の抗菌効果の細菌種特異性
 本研究により,我々の調べた精油の中でティートリーとラベンダーという2種類に抗菌効果があることがわかった.しかし,ティートリーが大腸菌と表皮ブドウ球菌に対して抗菌効果をもっていたのに対し,ラベンダーはおもに表皮ブドウ球菌に対してのみ抗菌効果を示し,大腸菌に対しては抗菌効果を示さなかった.この事実は,精油の抗菌効果には,細菌の種類により抗菌効果が異なるという「細菌種特異性」があることを示している.つまり,ラベンダーは大腸菌という細菌種に対して抗菌効果を示さないが,表皮ブドウ球菌という細菌種には抗菌効果を示すというような細菌種により作用や効果が異なることを表している.この結果は,精油を選ぶことにより特定の細菌種のみを効率よく抗菌できる可能性を示唆しており,とても興味深い結果である.
また,本研究により,抗菌効果をもつ精油が全細菌種に対して同様の抗菌効果を示すわけではないことも明らかにすることができたことも重要である.
つまり,精油の宣伝販売の際に抗菌効果をうたっている精油についても,すべての細菌種に対して同等の抗菌効果を示すのではなく,細菌の種類により抗菌効果を示すときと示さないとき,もしくはたとえ抗菌効果を示してもその効果には細菌種により大きな違いがあり得ることを示しているからである.
4.精油の抗菌効果の強さ
本研究では,阻止円の正の対照実験としてKMやABPCという抗生物質を使用した.また精油の抗菌効果に対する明確な指標がないため,抗生物質の阻止円の大きさを比較対象として精油の抗菌効果の強度の程度を検討した.阻止円の正の対照実験としての抗生物質の使用方法については,今後より改善していかなくてはならないだろう.さらに,本研究では,ティートリーの大腸菌に対する抗菌効果はKMやABPCという抗生物質よりも小さかったその原因についても今後解析していかなくてはならない.
現時点で考えられることは,ティートリーの寒天培地のなかへの浸透速度および浸透後の拡散速度などが抗生物質よりも遅いことが考えられる.後は抗生物質や精油の主成分の分子量も考慮に入れながら解析を進め,より適切な条件での精油の抗菌効果を検討していきたいと考えている.
 ティートリーやラベンダーの阻止円は,抗生物質の阻止円よりも小さいものの,明確な阻止円が形成されたことは重要である.それはこの阻止円形成の方法を一定の基準とし解析を進めることができることを示しているうえ,今後より多くの精油に対しての抗菌効果を調べる際,これと同一基準で実験をおこない,抗菌効果をもつ新たな精油の探索ができるからである.
文 献
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岩本淑子,有田さおり,小田村里美,内田久美子,
藤井恵子,作間紀恵.(2002).ベッドサイドで排
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東京:マキノ出版.
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るラベンダーの香りを用いた睡眠導入の効果.十
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受付 2013. 6. 7
採用 2014. 1.30 

さらにもうひとつの記事

【空間噴霧法による試験】
このうち、ティーツリーオイルの空間噴霧による制菌効果を調べてみました。黄色ブドウ球菌を付着させたガラス板を2枚用意し、1枚を小形チャンバー(約160立方センチ)に入れて密閉し、アロマオイルディフューザーを使ってティーツリーオイルを充満させました。もう1枚のガラス板は小形チャンバーの外に置きました。20分間放置後、それぞれのガラス板の表面に生存している黄色ブドウ球菌数を培養検査によって調べました。この結果、ティーツリーオイルに触れた黄色ブドウ球菌に明らかな減少が見られました。
アロマオイルを噴霧する場合、対象とする場所や物品を考慮しながら使い分ける方が効果的です。アロマオイルの多くは毒性が低く芳香性が高いだけでなく、気体状態の方が溶液よりも制菌活性が高いといわれています。アロマオイルディフューザーを使って精油の微粒子を室内空間に拡散させることによって、空気中に浮遊しているカビ胞子や細菌の芽胞に吸着し、発芽を阻害する効果が期待できると考えられています。
(2013.10.11)

 と、ティーツリーもラベンダーも香りよ好みは関係なしに家庭に一本の精油だということがさらにわかります


半年前くらいに
ブタメンのお湯をこぼしてやけどしたときの手😭
ただちにラベンダーをどぼどぼーとかけて、湿布して、冷やしてそのまま寝ました
一晩ずきずき痛かったです。


↓一週間
なんとか水ぶくれにならないまま経過



↓約1ヶ月で古いかわが剥けて。


↓ちょいたったくらいにきれいな出来立ての肌がお目見え。
なおってよかったです。
ラベンダー様々です。
病院いかずに治りました。普通は病院へいかないとだめですので、おすすめはしませんが、すごい!って話です😄


そして、今↓

あとかたもなくすっかりきれいになっています。

なごみ桜台のaromalife

なごみ桜台店から アロマに関すること アロマのワークショップイベントや 講座について情報発信していきます♪ なごみ桜台店の公式HP、ご予約 https://753753-3.com/

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